Leo Sun
フランス社長
フアウェイ(華為)
フアウェイ社は通信産業分野の巨大企業ですが、フランスではあまり知られていません。フアウェイ社とはどんな会社ですか?
弊社はテレコム分野におけるサプライヤーであり、テレコム関連のグローバルソリューションを顧客に提供しています。顧客の多くは世界有数のテレコム企業で、現在、世界の主要なテレコム企業50社のうち35社以上が我が社の顧客であり、例えばフランステレコム、テレフォニカ、ボーダフォン、ブリティッシュテレコムなどがあります。フアウェイ社は世界全体で約87,000人の従業員を抱え、2008年には総売上高230億ドルを達成しており、既に大企業に成長していると断言できます。我が社の主な研究センターは、インドとロシア、そしてアメリカに置かれています。ヨーロッパでは、スウェーデンとフランスに研究センターを置いています。電気通信分野における専門知識の集積度を基準にR&Dセンターの設置を行っています。
なぜフランスへの進出を選んだのですか?
今日、弊社の強みは主にイノベーション能力にあります。フランス市場は非常にダイナミックで、技術革新分野で優れた利点を備えているといえます。そのため逆にフランス市場にとって優れた最先端技術の発展は不可欠です。また世界のテレコム分野で主要な役割を担うには、フランス市場を無視することはできません。私達にとってフランスは、西欧諸国の中で最も戦略的重要性の高い国なのです。
数年前、私達はスウェーデンにR&Dセンターを設立しましたが、商業オフィスを設置せず、単に開発した技術をテストし、改良していくのが目的でした。その後フランスに進出することを決定しましたが、フランスでは商業活動と研究開発を同時に行うのが適切だと考えました。私達はフランスでの追加投資に興味がありますが、弊社の得意分野を拡大していくには、単に無線通信のみならず、チップセットや光学機器、またその他多くの分野を対象とする必要があります。フランスには多くの関連組織やサービス業、テレコム分野の一流企業が多数存在しており、私達自身その点をよく理解しています。
フランスでの競争は確かに熾烈ですが、そのことが逆に我が社の発展を可能にします。これは「世界でトップの地位を確保する」という私達の価値観にも合っており、競争はまさに切り札になると考えます。
数年前、私達はスウェーデンにR&Dセンターを設立しましたが、商業オフィスを設置せず、単に開発した技術をテストし、改良していくのが目的でした。その後フランスに進出することを決定しましたが、フランスでは商業活動と研究開発を同時に行うのが適切だと考えました。私達はフランスでの追加投資に興味がありますが、弊社の得意分野を拡大していくには、単に無線通信のみならず、チップセットや光学機器、またその他多くの分野を対象とする必要があります。フランスには多くの関連組織やサービス業、テレコム分野の一流企業が多数存在しており、私達自身その点をよく理解しています。
フランスでの競争は確かに熾烈ですが、そのことが逆に我が社の発展を可能にします。これは「世界でトップの地位を確保する」という私達の価値観にも合っており、競争はまさに切り札になると考えます。
フアウェイ社はイル・ド・フランスに研究センターを設立しました。同社はフランスで先進分野の研究センターに投資した初めての中国企業です。フランスはR&Dの投資をするのに適した地域ですか?
テレコム分野でいえば、明らかに答えはイエスです。フランスはテレコム関連の長い歴史をもっており、研究開発分野において、欧州の中でも特にフランスは、最も多くの人材を輩出し、専門知識の集積度も高い国であるといえます。
当初フアウェイのような中国企業は無名だったので、信頼されるサプライヤーであることを示すには、世界中で、そして特にマーケットで名が知られるようになる必要がありました。私達は経験豊富で優秀な人材に出会うチャンスに恵まれ、彼らは最も重要な転換期において我が社を支えてくれました。
私達は現在フランスに3つの拠点を確保しています(セルジー・ポントワーズ、イッシー・レ・ムリノー:営業活動及び研究開発を展開、そしてラニオン(ブルターニュ):主に研究開発に従事)。研究開発活動に関しては、私達は「オープン・プラットフォーム」のモデルに基づきR&Dセンターの体制を整えていますが、ここでは将来、個別の目標や個々の新規プロジェクトを実施する予定です。私達は今後フランスで同タイプのR&Dセンターをさらに展開していきたいと考えています。我が社の製品開発や技術のフォローアップを担うだけでなく、将来を見据えて研究を行えるような人材の確保を期待しています。こういった個々の研究センターからなる組織のあり方によって、フランスで市場価値を持つ開発技術を展開し、そのメインテナンスも行えるようなエンジニアを確保していくことができると考えています。
当初フアウェイのような中国企業は無名だったので、信頼されるサプライヤーであることを示すには、世界中で、そして特にマーケットで名が知られるようになる必要がありました。私達は経験豊富で優秀な人材に出会うチャンスに恵まれ、彼らは最も重要な転換期において我が社を支えてくれました。
私達は現在フランスに3つの拠点を確保しています(セルジー・ポントワーズ、イッシー・レ・ムリノー:営業活動及び研究開発を展開、そしてラニオン(ブルターニュ):主に研究開発に従事)。研究開発活動に関しては、私達は「オープン・プラットフォーム」のモデルに基づきR&Dセンターの体制を整えていますが、ここでは将来、個別の目標や個々の新規プロジェクトを実施する予定です。私達は今後フランスで同タイプのR&Dセンターをさらに展開していきたいと考えています。我が社の製品開発や技術のフォローアップを担うだけでなく、将来を見据えて研究を行えるような人材の確保を期待しています。こういった個々の研究センターからなる組織のあり方によって、フランスで市場価値を持つ開発技術を展開し、そのメインテナンスも行えるようなエンジニアを確保していくことができると考えています。
中国人とフランス人の間のビジネス関係はどのように行われたのですか?
フランス市場の要求は厳しく、ビジネスの展開は非常に興味深いものでした。しかし一度フランスに進出すれば、世界中の他の市場参加者に対して、我が社にその資格があり、かつ一流のサプライヤーであることを示すことができます。それは、もっぱらフランスのみならずヨーロッパにおいても、好成績を収める幸運に恵まれたということにつきます。フランスの社会情勢や法律環境、また経済状況などに適応できたため、我が社は成長することができました。私達は規則を忠実に守っており、現在、フランスで最も重要な地位を占める企業になることを強く願っています。
フランスは、中国の投資企業を引きつけるだけの有利な条件を数多く持っているだけでなく(市場、世界におけるフランスのイメージ、均衡の取れた生態系、きわめて健全な産業界及び非常に整った道路交通網などの多くのインフラ)、イギリス、ドイツ、欧州の中心部、北アフリカやラテンアメリカの港湾都市を結んでいることから、その欧州中部に位置するという地理的ポジションは、ますます戦略的となってきたといえるでしょう。
フランスは、中国の投資企業を引きつけるだけの有利な条件を数多く持っているだけでなく(市場、世界におけるフランスのイメージ、均衡の取れた生態系、きわめて健全な産業界及び非常に整った道路交通網などの多くのインフラ)、イギリス、ドイツ、欧州の中心部、北アフリカやラテンアメリカの港湾都市を結んでいることから、その欧州中部に位置するという地理的ポジションは、ますます戦略的となってきたといえるでしょう。
研究開発税額控除制度など、フランス政府の行うイニシアティブに通じていますか?これらの措置はフアウェイ社にとって興味深く、営業活動を助けるものになりますか。
イニシアティブについては承知しており、それを専門に調査する部署を設置しています。実際、対仏投資庁のような機関と多くの話し合いの場を持ち、フランス政府が外国企業の投資を(特に研究開発分野において)促進していることから、私達もそのような諸機関から新たな規制について多くの情報を入手しています。研究開発税額控除制度などの新たな財政措置や財政改革は、フランスへの進出を決定する際、大いに決め手となりました。
言うなれば、まず第一に専門知識の集積が私達の決定要因になったと考えられ、第二に有利な投資条件が挙げられるといえます。
言うなれば、まず第一に専門知識の集積が私達の決定要因になったと考えられ、第二に有利な投資条件が挙げられるといえます。
フランスに会社を設立した際に、うれしい驚きはありましたか?
はい。まずフランス料理は私が考えていたよりずっとすばらしいものでした。でも私達が本当に驚いたのは市場の開放性の点です。仏市場は高級品を志向する市場で、私達にとってそこに進出するのはきわめて難しいものであると考えていましたし、フランス人は一般的に中国企業に対して、また特にフアウェイ社に対して、偏見をもっているものと見ていました。しかし最終的には、仏市場はきわめてオープンであると考えるようになりました。一度、企業がその能力を十分に発揮し、技術の品質が優れたものであることを示せば、市場は何の問題もなく開かれます。そのことは本当にうれしい驚きでした。
また一方で、相互の投資を促進するために、フランスと中国のビジネス分野でさらに交流を活発化させていく必要があると考えます。それによって両国は、ともに活動しながらビジネス取引をますます拡大していくにあたり、さらに多くの機会を得ることができるはずです。
また一方で、相互の投資を促進するために、フランスと中国のビジネス分野でさらに交流を活発化させていく必要があると考えます。それによって両国は、ともに活動しながらビジネス取引をますます拡大していくにあたり、さらに多くの機会を得ることができるはずです。
The third “Brazilian Investors’ Club” summit, organized by the IFA, was held at the prestigious Palais Brongniart on December 13, 2011.