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2011年9月8日

Marc ONETTO

Senior Vice President, Worldwide Operations and Customer Service, Amazon

アマゾンワールドワイド・オペレーションズ&カスタマーサービス担当シニアバイスプレジデント、マーク・オネット氏

 

アマゾンがフランスに進出したのは2000年。オルレアンの倉庫を本社にし、社員数10人のスタートであった。2007年、ネット通販の巨人へと成長を遂げ、ロワール川を渡ったサランに専用配送センターを建設し移転。2009年には同配送センターを総面積42,000m2へと拡張した。だが昨年のクリスマスシーズン時点で同配送センターには2,000人以上が勤務するまでになり、すでに手狭な状態になった。そこで201010月、amazon.frは南仏への配送業務を手がける、フランスで2番目となるセンターの運用を開始した。このモンテリマール配送センターについて、アマゾンのワールドワイド・オペレーションズおよびカスタマーサービス担当シニアバイスプレジデントのマーク・オネット氏に話を聞いた。

 

モンテリマール進出の決め手は?

新配送センターは南仏への配送業務を行うので、モンテリマールは最適な立地。リヨンとマルセイユというフランス第2・第3の都市の中間に位置しています。またアマゾンは昨年1月にイタリア進出を果たしており、モンテリマールは現在イタリアをはじめとする南欧全域への配送拠点にもなっています。モンテリマールのビジネスパークは高速道路に隣接するほか、地元当局や議員なども支援を惜しまず与えてくれ、その協力には非常に満足しています。モンテリマールの立地や関係者を含め、総合的に満足しています。

モンテリマール配送センターの長期計画は?

この配送センターは1019日、正社員275人、パートタイマー数百人の体制で運用をはじめました。地元の就職センターの協力のもと、この地域で得ることのできた労働力には非常に満足しています。今後の目標を具体的に定めるのは難しいが、ここ数年間のオルレアンでの実績同様、モンテリマールでの成長を強く確信しています。

 

アマゾンの欧州進出から、欧州4ヶ国目となるamazon.frがオープンするまで10年経過。これだけ長い期間を要した理由は?

新しい進出先については、市場の規模はもちろん、規制やインフラなど、企業としての成長に必要なさまざまなファクターを検討します。例えばブロードバンドの普及率なども重要な要素です。この点についてフランスの成熟度は非常に進んでおり、eコマースの基盤はかなり早い段階で整っています。進出後も、取り扱う商品の幅を広げるなど成長を続けています。アマゾンは創業当初は本と音楽だけだったが、今では家電製品や靴、スポーツ用品などあらゆるアイテムを扱っています。米国では40のカテゴリーを展開するのに対しフランスでは現在18カテゴリーを展開しているので、成長の余地は大いにあります。さらにamazon.co.ukamazon.deamazon.fr、そして最近オープンしたamazon.itといった進出先の国の物流網を活用して未進出国にもサービスを展開できます。例えば私たちは、フランスのリール在住の顧客にも、ベルギーのリエージュ顧客にも同日数で商品を配送できます。

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